こんにちはピヨたけです。
ニセ太后に支配されたラインハットは暴挙の限りを尽くしますが、主人公と帰還したヘンリーの活躍により平和を取り戻しました。
しかし、ラインハットの管理体制が厳格なものであれば、そもそも主人公たちはラインハット領内にすら入れなかった可能性があります。
この記事ではそんなずさんすぎるラインハットの管理体制について言及します。
それでいいのか関所?
オラクルベリー側からラインハット領内に入るにはラインハットの関所を通る必要があります。
この関所、通行許可がないと基本的に通る事はできません。
ラインハットに滅ぼされたサンタローズの惨状を見たラインハット王子ヘンリーは、アルカパの宿でラインハットに戻る事を決意します。
そして再び関所に向かうとヘンリーが兵士に向き合い。
ヘンリー「ずいぶんえらそうだなトム!」
兵士「あいたた!タンコブが……。無礼なヤツ!何者だっ!?どうして私の名前を???」
ヘンリー「あいかわらずカエルは苦手なのか?」
ヘンリー「ベッドにカエルを入れておいたときがいちばんけっさくだったな。」
兵士「…………!そ、そんな……まさか……。」
ヘンリー「そう。オレだよトム。」
兵士「ヘンリー王子さま!」
兵士「ま、まさか生きておられたとは……。」
兵士「おなつかしゅうございます!思えばあの頃が楽しかった。今のわが国は……。」
ヘンリー「なにも言うなトム。兵士のお前が国の悪口を言えばなにかと問題が多いだろう。」
兵士「はっ…………。」
ヘンリー「通してくれるな?トム。」
兵士「はい!よろこんで!」
引用:ドラゴンクエストⅤ天空の花嫁
変わり果ててしまった国を嘆いたトムの愚痴をそっと制するヘンリー。成長したヘンリーの優しさ溢れる名場面です。この会話後、関所が通行可能に。
しかーし、この一連の流れには重大な問題点があります。
ヘンリーは幼い頃にトムと二人の間にあった出来事を語ることで、自身が行方不明になっていたヘンリー王子その人である事を証明します。
でも、トムはその出来事を少年時代の主人公に語っているのです。
見ず知らずの少年に語るほどの出来事なら、当然他の人間に話をしていても全くおかしくはありません。ラインハット城内でカエルのエピソードを知る人物は多かったと推測できます。
よって、トムはそのエピソードを知っているだけでヘンリーだと断定するのはあまりに危険です。もしかしたらそのエピソードを悪用し、ヘンリーを装っている別の人物である可能性を考慮する必要があります。
例え幼き日のヘンリー王子の面影が残っていたとしても、彼は上層部にこの事を報告し、しかるべき指示を仰がなければならない。
しかしまたしてもここで問題点。なんとこの関所に常駐している人物がトム一人だけなのです!これではラインハットに伝令を飛ばして指示を待つ事も、不足の事態に対応することも不可能です。
そもそもこの時期のラインハットはサンタローズを攻め滅ぼしています。いつサンタローズの残党軍が報復のためにラインハットの関所に進行してくるかわからない状況です。
いくら屈強な兵士と言えど数で押されてはなすすべがない。
重要拠点である関所に常駐しているのがトム一人だけというのは、ラインハットの危機管理が低すぎると言わざるを得ません。
知らないものは誰もいない
関所を通過してラインハット領内に入り、城下町を抜けるとラインハット城が見えてきます。
ラインハット城の周りには堀が掘られ、堀の中には水路が流れています。
古来より日本の城は、城の周りに堀を掘り、外敵の侵入を防いできた歴史があります。ラインハットもその防衛機能を継承しているようです。
水路の上にかかる橋を通過すると城門があります。城門こそ誰でも通過することができるようになっていますが、城内奥への入口は二人の屈強な兵士が行く手を阻み、許可がないものは中に入れない仕組みになっています。
そして夜になると橋が上がり、城に近づく事すら不可能になります。
まさに鉄壁とも言える防衛システム・・・かと思いきや橋を上げた事によって水路の先の地下への横穴がポッカリと顔を出します。
ヘンリーは抜け道と評していましたがこれでは秘密でもなんでもない、ラインハット国民でこの抜け道の存在を知らないものはいないでしょう。
しかもこの水路に降りる階段は橋を渡った城の外周に存在し、ご丁寧にボートまで設置してあります。これではどうぞ侵入してくださいと言っているようなもの。
夜は誰も侵入できない鉄壁の城でも、昼は誰でも侵入できるマヌケな城に早変わり。
一応抜け道にはモンスターが放たれていますが、モンスターをものともしない猛者が城内に侵入したらたちまち国家の危機に瀕することになります。
いったい何を考えているのか?
最後に
ということでラインハットのずさんすぎる管理体制についてでした。
しかし、ずさんすぎるが故に主人公たちの侵入を許し、ニセ太后を討伐することができた。結果的に見ればよかったということになります。
ラインハットは今後また魔族の手に落ちないためにも、過去の苦い経験を活かし、管理体制を見直していく必要があるのではないでしょうか?
ここまでみてくださってありがとうございました。それではまた。
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