こんにちはピヨたけです。
今回はカイロソフトより発売中のゲーム発展国++について解説します。
ゲーム発展国++は面白い?
ゲーム発展国++はクリエイターを育成しながらゲーム会社を経営していくシミュレーションとなっています。
ピヨたけがプレイした感想としては、1999年にイマジニアより発売された「ゲームソフトをつくろう」を思い出しました。
本作もゲームソフトをつくろうと同じく、実際にゲームを作るのではなく、ゲームを作るのはゲームの中のクリエイターの仕事。
プレイヤーの行動は開発の方向性やクリエイターの育成などに主軸が置かれ、ゲーム会社を大きくしていきグランプリを受賞するのが当面の目標になります。
面白いと思ったのは本作にはハードの概念があり、新しいハードが開発されたらまずライセンス契約を行います。
ライセンス契約を行うことで初めてそのハードのソフトを作ることが可能になるというのは斬新だと思いました。
自社にある程度お金がないとライセンス契約ができないところが中々リアル。
そしてこのハードが実際の時系列順に発売されていくため中年ゲーマーにとっては、「そういえば昔こんなハードあったな」と懐かしさを感じるかもしれません。
このハードのライセンス契約という概念があるため、序盤は資金繰りが常にカツカツ。時にはゲーム開発費用すら枯渇するという事態になります。そんな時に行うのが外注、他社からの依頼をこなすことで資金を得ることができます。このあたりもやけにリアルで面白いですね。
そしてゲームが進めば自社でハードを作ることができるようになります。これは嬉しい。
ゲームソフトをつくろうでは、クリエイターとコミュニケーションをとりながら、ゲームを開発していくとクリエイターのステータスが上がりましたが、本作は資金と開発ポイントを使用してクリエイターを育成します。
クリエイターごとにシナリオライターやプログラマーなど職業があり、アイテムを使用することで転職。複数の職業をレベルを上げることで上位の職業に転職可能になるなど、カイロソフトらしい育成要素も本作の面白さの一つです。
総合的にみて、かつてゲームソフトをつくろうを楽しんだ方なら昔を思い出しながらかなり楽しめると思います。
そうでなくでも育成好きなら楽しめると思いますが、経営シミュレーションとして見た場合、やれることはやや少なめ。この辺は少し物足りなく感じるかもしれませんね。
ゲームの流れ
ここからは実際のゲームの流れを解説したいと思います。
ゲームを始めるとまずはクリエイターの雇用から始まります。
クリエイターを雇用したら次に開発するゲームを決定します。
発売するハード、ゲームのジャンル、ゲームの内容をここで選択します。
次にゲームの方向性を決めます。
ゲームの方向性は可愛さ、親しみ、手軽さ、世界観、リアルさ、マニアック、斬新さ、作り込みの8要素。これらにポイントを割り振り、ゲームの方向性を決定します。
方向性に使用するポイントはゲームを進めていくと増えていきます。
次にゲームの企画担当を決めます。シナリオライターのクリエイターが担当します。
企画担当を決めるとゲーム開発スタート。と思ったらいきなりジャンルと内容の組み合わせが悪いと言われました。どうやらテーブルゲームと埋蔵金は組み合わせが悪いようです。
ならばどうしてデフォルトに設定した?というツッコミはさておき、埋蔵金というニッチな内容はジャンルを選ぶということですね。
例えばRPG+ファンタジー、シミュレーション+恋愛など、相性が良い組み合わせでゲームを作ると効果が高くなります。
上の画像は開発画面です。現在の開発状況とゲームのステータスが表示されています。
コントローラーは面白さ、黄色のボールは独創性、パレットはグラフィック、トランペットはサウンドの現在値を表しています。この数値が高くなるほど面白いゲームで売れるということになります。
開発状況が100%になると開発完了。ここからはデバッグ作業になります。
デバッグ作業では開発中に発生したらバグを取り除いていきます。上の画像の右下のバイキンマークがバグです。ちなみにバグを取り除かずに発売することもできます。
バグを取り除いたら完成です。
ゲームのタイトルを決めることができます。
懐かしのゲームの名前にするのも良しですね。
そして雑誌レビュー。一作目のゲームということで評価は高くありません。でもまだレビューが優しいですね。ゲームソフトをつくろうでは「このゲームはゲーム業界の敵だ」とか言われましたからね。
そしてゲームが発売し売り上げに応じて会社に収入が入り、次のゲームを開発。これが本作の流れになります。
最後に
ということでゲーム発展国++についてでした。
個人的にはかなり好きなゲームです。昔プレイしたゲームに似ているということもあり、懐かしく感じながら時間を忘れてプレイしてしまいました。
ゲーム会社経営シミュレーションをお探しなら手にとってみると良いかもしれません。
ここまでみてくださってありがとうございました。それではまた。
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